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月紫夜-パロ&雑多置きver.
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夢幻光月
ここでは、本サイトに収容しづらい雑多なモノを発表していこうと思っています。
パロディもオリジナルも有りのカオスみたいなブログになると思いますがどうぞよろしくです。
管理人の本サイトは下でリンクされている「幻城」と「山紫」の二つです。「幻城」は今のところDoD中心パロ、山紫は完全オリジナルです。
よろしければご来訪下さい。




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絵チャ中にできあがったネタ小説(SS)です。
オリジナルがベースなので、夢幻光月のオリジナル小説を知らないと訳が分かりません。(分かるかも知れませんがおもしろくはないはずです)

内容としては
・メイド
・ツンデレ
・女装
みたいな要素が含まれてる…といいですね?(聞くな)
あとさりげなく微妙にホモくさいです。

かなり短い上にやっつけ仕事です。

了解した方のみ続きからどうぞ。

*---------------------


貴がもらわれてきたその屋敷は、実に豪奢でそして広大だった。
今まで住んでいた家を借金のカタに取られ、人身売買のように売られてきた屋敷。
ここで貴は雑用係をする事になっていた。
・・・・そのはずだった。
「では、こちらが制服となります。」
貴は、使用人部屋で、使用人頭に渡された制服を見た瞬間、
「おい待て。」
と、突っ込みを入れた。
「これは、女物の・・・メイド服じゃないのか?」
「メイドとしてご主人様のそば近くにお仕えしてもらうこととなりますので。」
「いやそんなことは聞いてない。それだったら執事だろう。」
すると、使用人頭はぽかんとした顔をした。
「執事は男性の仕事ですよ?」

ありえない。
貴は、廊下を歩いてゆく間中ずっとそんなことを考えていた。
ありえない。狂ってる。おかしい。
膝下まであるロングスカートをうまくさばけずに、足に絡みついてくる感覚が実に鬱陶しかった。
そう、貴は結局メイド服を着せられていた。
「メイドとしてお雇いしましたから」
その一言だけを理由に。
俺は、男だ。そりゃ、確かに女顔だとかさんざん言われてきたけど。でも!でも男なんだ!
心の中で絶叫しながら、貴は無言で歩いていた。この先の部屋に居るという、館の主に顔を見せてこいと言われたからだ。
もちろん、言われなくてもそうするつもりだった。一言文句を言ってやらねば気の済むものではない。
俺は!おーとーこー!男だから!!
がんがん!
やがて、目的の扉の前に立った貴は、遠慮なしにその重厚な扉をノックした。
「どうぞ」
男の声が聞こえる。男かよ!貴はまたクラクラした。館の主が女だったら、趣味で男に女装させてみたりするかなと思ったのだが。男だったら、
それ以上考えることを貴は放棄した。
「あのぉ、今着任した者ですけど」
言いながら、部屋の中に踏み込む。そして、
ん?
部屋の中には誰もいない。部屋は書斎になっていて、本棚が連ねられ、多くの本が並べられて居る。その真ん中にはどっしりとした素材の机があり、その向こうには座り心地の良さそうな椅子があるのだが、その椅子には誰も腰掛けていなかった。
「・・・・あれ?」
貴は呆気にとられ、次の瞬間、
「もしもし?おーい?こっちこっち、こっちです~」
気の抜けた呼び声に、足下に目をやった。
子供?
そこには、茶色の髪を肩ほどで切りそろえた少年が立っていた。服は高級そうな生地だったから、この館の子供だろうか。
だとすると変だな、館の主は独身だと聞いていたが。
そんなことを思っていると、それを見透かしたように子供はくすくすと笑った。
「貴くんですね?その蒼い髪ですぐにわかりましたよ。予想通り、似合ってますねそのメイド服。」
「?!」
貴は硬直した。
なんでこの子供が俺の名前を知っている?!いや、その前に、
「どうしたんですか貴?主を前にして挨拶もなしですか?」
そう、館の主である少年・稀磨は笑った・・・・


「・・・・という夢を見たんですよ貴v」
「・・・・・・。」
「そのメイド服が実に似合っててですね、私はもう鼻血噴くかと思いましたよ!」
「・・・・・・・。」
「で、まだ続きがあるみたいなんで、是非続きの夢を見てみたいなぁ、なーんて」
「!!や、やめ、」
「それとも現実にメイド服を着てもらった方がいいですかね?」
「?!!?」
「きっと似合いますよぉ、ふふふふ。」
「どっかへ行ってくれ・・・・。」


(続く…かもしれない)
※続いたらシリアスになりそうでそれがイヤです(笑)


↓ちなみに、絵チャで描いたツンデレメイドな貴くん。



一応、体型&性格の面から見て設定上は男(正確には性別不詳/無性体)ですよ。
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